プジョー 208sw T9 警告灯多数点灯

T9  プジョー 208sw

・エンジンチェックランプ点灯

・バッテリー警告点灯

・暖房が効かない

などなどの症状で入庫しました。

早速診断してみます。

まずはエンジンチェックの内容から。

VVTソレノイドバルブのエラーが入っています。

オイル交換がしばらくされてなかったようですが..

油路につまりは無さそうで一安心。

単体の点検では正常に動きますが

動きの悪さからVVTの切り替え不良のケースもあり

新品に交換します。

前型のエンジンでもよく壊れましたが

なんと同じ部品です。対策してほしい..

 

続いてバッテリー警告。

バッテリは交換済みでオルタネータ制御も問題なし。

バッテリーLOWの警告が出たり出なかったり

散発的でかなり騒がしいです！

電源保護ユニットのリレーのエラーで

他ユニット間とも通信エラーが発生している様子。

外してみると

結構腐食してます。

BPGAユニットの故障と判断し交換します。

 

続いて暖房が効かない症状。

データをモニターしながら走行してみると水温が常時30℃..

これはもうあれしかない

サーモスタットが  ''開'' 方向で固着してます。

新品

隙間からラジエターに冷却水が流れっぱなしの為

水温が上がらずヒーターが効かない症状でした。

サラっと交換して作業完了です。

なんだか色々と同時多発していましたが

どれも完治し快調になりよかったです。