2024年 6月 29日
ALFA ROMEO STELVIO エンジン不調
アルファロメオ ステルヴィオ
エンジン不調にて群馬県よりご来店。
2.2Lのディーゼルターボ、アイドリング時のハンチングが酷いです。
地元ディーラーでは
「他の車でも同じ現象が出てます」
「故障メモリーも無く正常です」
と言われたそうですが、そんなワケないだろ。笑
ALFAはあまり詳しくないですが診断していきます。
かなり調子は悪いんですがたしかにフォルトメモリーは無し。
DPF背圧は正常なので排気側のつまりではなさそうです。
吸気側のエアフローデータ。
目標値に対して測定値が追いついてなさそうです。
吸気側のエア流量不足による不調だと思われるので
インテーク経路になんかしらの詰まりがある感じか?
とりあえずスロットルバルブを外してみて
EGRの合流個所周辺をチェックしてみます。
で
煤の堆積でだいぶ閉塞してます。
多分これが原因かな。
超音波洗浄します。
新品同様に。EGR周辺もできるだけ清掃しておきました。
作業後の吸気側のデータ
目標値に対して実測値がしっかりついてくるようになりました。
アイドリング不調症状もバッチリ改善~
ひとまず点検から~の予定でしたが
シンプルな作業で直ってくれて助かりました。