2024年 3月 06日
AUDI 8V A3 エンジンチェックランプ点灯
AUDI 8V A3
エンジンチェックランプ点灯で入庫しました。
特に不調の症状は無さそうなので
診断からスタートします。
バンク1ラムダセンサーにフォルトメモリー。
リーン(混合気が薄い)信号が入力されているので
スモークリークテスターを使用して
密閉したインテークエリア内に煙を流し込んでみます。
んで、漏れが無いか点検。
※写真撮り忘れました。大体こんな感じです⇩
スモークリークテストの結果 煙が漏れ出てくることはなかったため
インテークエリアに二次的なエア吸い込みは『なし』と判断。
ラムダセンサー本体の点検に移ります。
その後の測定と診断でラムダセンサーの単体故障と特定しました。
抵抗が過大になった事がフォルトメモリーの原因と判明。
今回はAUDI純正品に交換します。
左が交換前、結構煤けてますね。
ラムダセンサー交換後、学習をリセット。
しっかり作動しているデータを確認。
試運転で異常がない事を確認して完了です。
今回の8V、まだ走行距離は20000kmちょっとです。
短距離走行が多い車両は様々な悪影響から
排気系センサーの故障が出やすい傾向にあると思います。