BMW E46 318ci エンジン不動
E46 318ci エンジン始動不可にてレッカー入庫しました。
LHDのMT車両、最高です。
すぐ原因はオルタネータ充電不良によるバッテリー上りと判明。
その他車検整備もご依頼の為、一通り点検していきます。
クーラントパイプ、劣化ですっぽ抜けそうな箇所がいくつか。
っていうか、なぜトヨタの赤いクーラントが入ってる?
これは正規の青色のものに全交換しておきます!
燃料フィルターはこの通り1回も交換されていなさそう。
LEDテールライトの球切れあり。
専門業者で修理というテもありますが
価格も大差がないので
今回は純正の新品に交換します。
オルタネーターを外していきます。
BOSCHのOEM新品を使用。
純正品番が無いだけでモノは一緒です。
純正に比べて価格を抑えられます。
バッテリーも新品交換し電圧・電流共にOK。
交換歴不明なフィルター類は新品交換。
ブレーキオイルの圧送交換。
どんどんいきます。次!
水回りのホース類交換。
ここは年数的に劣化が進んでいますが
交換し始めるとキリがなくなってしまうので
今回は特に危険そうなモノだけ交換します。
接続部の樹脂はもう劣化しきってクタクタ。
E46もいつのまにか20年選手なので
本当にいつ破裂してもおかしくない状況でした。
真空引きクーラント充填からのエア抜き。すると..
元々漏れはなかったクーラントタンクからの冷却水漏れが発生。
ここもE46の泣き所なんですが、交換歴が見られたので省いていました。
他の個所の冷却水漏れを治すと
今まで漏れていなかった場所へ圧力がかかり
クーラント漏れが新たに誘発されてしまう。
っというのは、旧い車両では結構よくあります。
こちらも追加で新品へ交換します。
テールは新品に。
ここは結構ホコリや砂が堆積するので
外したついでに掃除しておきます。
いつの時代も新品レンズはいいですね!
ヘッドライトも劣化と黄ばみでガサガサな状態でした。
このレベルまで来てしまうと
「光量不足で車検不適合」
なんて事も稀ではないです。
実はE46のセダン系はレンズ単体の部品設定があり
割と簡単にヘッドライトレンズ交換ができるんですが
このクーペの一体型ヘッドライトだけはなぜか非分解。
レンズ単体の部品設定は当然ナシ!(海外は社外であったりする)
ここからペーパーで磨き込んでからクリアを再塗装します。
結構、根気が必要な作業です。笑
磨き~塗装も自社で行います。
塗りあがり。
サービスでサイドマーカーも一緒に作業しました。
やっぱりヘッドライトが綺麗だと全体がキリっとしますね。
年式相応のヤレ感が消えて全く違う車に見えます。
そんなこんなで無事に車検も取得し、作業完了!
E46もかなりクラシックな部類に入ってきましたが
僕自身旧いクルマが好きなのでファンがいる限り力になります。
当然、年数なりのトラブルは出てきますが
E系BMWの知識やネタも豊富にあるので
予算や今後の予定に応じたプランを提案できます。
CONSENSEはE世代BMWユーザーを応援します!