MINI F56 COOPER S エンジン不調

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BMW MINI F56 エンジン不調 シンプルなトラブルシューティング - YouTube

エンジン不調で入庫のF56クーパーS。

・エンストする

・アイドリング回転数が高すぎる(1500rpmから落ちない)

・エンジン警告点灯

といった症状が出ています。

車両システム診断にて "混合気リーン" のメモリーあり。

リーン=希薄 "混合気が薄い" という解釈で

エンジン内に必要以上の空気が送られているようです。

劣化したインテークの継ぎ目などから二次エアーを吸い込んでいるケースが

多いですが、点検にて二次エアーの吸い込みは無し。

センサーや補器類の不具合の可能性が高いです。

各センサー値の点検や不良の可能性の高い補器類をテストします。

「TEバルブ」

燃料タンクで気化したガソリンをインテークに流す機構です。

電圧や信号波形はOK。

データ数値的には動いていますが、強制テストでは動きがない。

動いているのか?動いていないのか?

アイドリング回転が高い症状の時にTEバルブ開度が5~6%を表示します。

アクセルは踏んでいないので、通常は0%付近です。

バルブ作動時の引っ掛かりが原因?

コネクターを抜いて作動をなくしてみると、あっさり快調に。

TEバルブの作動不良と判明。

サクっと交換してエンジン不調は完治です。

シンプルなトラブルシューティングでした。

 

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